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空き家となった実家へ親子2世帯が
リターン同居の為のリノベーション
リノベーション工事
用途:専用住宅
所在地:南陽市
外観 before
タイトル通り、東京で親世帯と娘さんご夫婦と子供さん世帯それぞれ離れて暮らされていた親子世帯が、懐かしのご実家へ里帰り。
祖父の大工棟梁が建てた増築を加えてあるご実家は、同居するに十分な広さが残されていました。
三間続きの和室は、LDKとトイレ洗面付のご両親の二つの寝室群にリノベーションされました。また、納戸兼用の納屋につながる廊下は、ユーティリティーとシャワールームと収納壁に模様替えして納屋がより使いやすくなりました。
そして、2Fにはご夫婦と娘さんの生活空間、主人の仕事部屋と書庫、娘さんの子供室、そして寝室と兼用のリビングホールと奥様の為のプライベートコーナーのあるワンルーム、外壁から飛び出たトイレは減築して新たに廊下に移し、洗面コーナーも設置しました。
外観は、外付けの物干・省エネ化の為、出窓等を無くしてすっきりした外観にしました。屋根はカバー工法を採用し、外壁は全面をサイディングでカバーし、断熱性を高め、さらに内壁を50mmの断熱材で内壁工法を採用しています。1F床も2重床として断熱材60mmを敷き込み杉の無垢板貼りとしています。
また構造について、合板による耐震補強・火打梁の追加・階段の造り替え、1Fの中央にクローゼット納戸を新たに設置して耐震性を強化しました。
家族一人一人のプライベートスペースを確保した、まったく新しいすまいとなりました。
ご両親とご夫妻の生活同線も交差しないように計画しており、お互いにストレスの少ない生活が可能となるように配慮しています。
この先、三世帯・ご家族とご先祖と一緒になごやかに暮らされることを願っています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。



